エブリシング
№007
   国道(酷道)157号線   
2004/06/07
福井県大野市~岐阜県根尾村
場所はこちら


■今回の参加メンバー リーダー
■当日の天気
くもり→雨→霧→雨
岩間温泉の帰り道、一路愛知県に向けて移動している途中とんでもない道に迷い込んでしまいました。それは全国の国道マニアから注目を集める国道157号線。
恐怖のはじまりでした。

岩間温泉に行くのに、行きは国道158号線(名古屋→岐阜→郡上八幡→大野市→勝山市)を走って岩間温泉に行ったので、帰りは別のルートで帰ろうとアトラス地図を広げると、福井県大野市から岐阜県根尾村を抜け岐阜市に向う国道157号線がありました。冬期通行止めと書かれてはいるが見た感じ快適な道路っぽく、また国道という安心感から、このルートで帰ることに決定しました。
大野市を抜け、国道157号線はちょっとした山道に入り、ダムの横を通って進んでいきました。

まだまだ道幅も広くちょっとした高原ドライブ気分♪

しばらく進むと立看板が出現!そこには「ここから先大型車通行禁止」と書かれています。ここから本格的な酷道の始まり?

「よっしゃーやってやるでー!」
X-TRAILを2駆から4駆に切替えて、いざ出発!
トンネルを抜けると、川沿いの車が一台通れるかどうかの細い道になりました。けれど途中には何箇所も退避する場所もあるし特に気になるような道ではありません。(もちろん国道として考えるとスゴイ道なんですが)

さらに進むと畑のある広い場所に出て、さらにプチ峠道を超えると家が出現しました。

人が住んでいるかどうかは定かではないが、それでもこんな山奥に家を建てるなんてすごい人もいるもんですね。
家を過ぎて行くと、やっと酷道の本領発揮!(笑)

ガードレールの無い細い道(落ちたら死亡!?)。しかも、路面はコンクリートで出来たガタガタ、くねくね道がいつ果てるとも無く続いています。

途中、何箇所か橋があるんだけど、ガードレールに突っ込んだ後が生々しく残っている箇所もあり、また雨で路面が濡れているので慎重にドライブをします。
細い道が終わり二車線の道路に出ました。

ほっとしたのもつかの間、今度はグングン高度を稼いでいきます。

坂道を登り終わると、そこには一台の車が止まっていました。なんだろうな?と思いながら通りすぎ、バックミラーを見ると看板があって、「ここから福井県大野市」の看板がありました。
もしかしてここが温見(ぬくみ)峠?と思い地図で確認。そうするとやはり岐阜と福井の県境の峠が温見峠ということが判明しました。
もっとボロボロで怖い峠かなと想像していたので少し期待ハズレでした。
まあでもいいや。
岐阜県側に入ると、いきなり路面がきちっと整備されていてビックリ。
福井県と違い岐阜県は金あるで、ばっちし整備してやる!ってな意気込みがヒシヒシと伝わってきます(笑)

温見峠あたりから霧が出てきて視界が悪くX-TRAILの「フォグランプ、スイッチオン!」と当時に慎重にドライブします。
すると突然前方にあやしい光景が!な、なんと沢からの水が道路の上を流れているではありませんか!

これにはビックリ。ただ単に沢の水がオーバーフローして道路に溢れているって訳で無く、普段から道路上を水が流れる仕様になっているみたいです。

まぁいいんだけどさ。
岐阜県側のアスファルト路面はちゃんと整備されているのに沢の水が道路上に溢れるようになっているのは笑ってしまいますね。

さすが酷道!と思わせてくれます。
さて、そんな水路を何箇所か通り過ぎると、民家が数軒現れ道幅も二車線ある道路になりました。

ほーこれで噂の酷道157号線も終わりか。国道と考えるとけっこうヒドイ道だけど、普通の林道よりはましな道だよなと思っていると、な、なんとまた大型車通行禁止の看板が!

そうですまだまだ国道157号線の酷道部分は続いていたのでした!
本当の国道157号線の怖さはここからかもしれません。

走っても走って細いクネクネ道が続きます。
少し開けた場所に出て、もう終りだぁと思っていると、また細いクネクネ道。

157号線の真の怖さは、気力と体力の限界への挑戦!といった感じの国道だと、このときわかりました。
そんな山道を2時間あまり走行すると、ついに、やっと根尾村に出ました。
C= (-。- ) フゥー本当に長かったな。
しかーし、この先は二車線で快適な道路だけど国道157号線はどこまでも続くのでした。

さらに約1時間後、岐阜市に到着したころにはもう日もどっぷり暮れてしまいリーダーの気力も無い状態でした。

恐るべし酷道157号線。みなさんもデートドライブに一度どうですか!?

<注意点>
ガソリンスタンドが大野市から岐阜市近辺まで、まったくありませんのでお気をつけください。

以上


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